続けて良かった、高齢者領域の醍醐味
~多様性社会の中での心理職の人生設計~
企画 桑田 直弥(運動器ケア しまだ病院/介護老人保健施設 悠々亭)
多様性が叫ばれる社会の中, 高齢者領域における心理職のキャリアパスは不透明である. 日本学術振興会(2011)より「高齢者の生活を支援する心理職の活動が役割, 身分とも明確な位置づけになっていない」との提言はあるが, 公認心理師受験のために必要な科目に「高齢者心理学」はなく, 高齢者領域での心理職の働き方は限られている(日本臨床心理士会, 2016:日本公認心理師協会, 2022)のが現状である. 例えば, 教育領域ではスクールカウンセラーに代表されるモデルがある一方, 高齢者領域を希望する学生や若手の心理職には明確な答えを提示できていないのが現状である. そこで, 本シンポジウムでは, 医療・介護・教育の各現場で活躍されている先生方より, 具体的なモデルを提示し, 高齢者領域での多様性あふれる働き方を検討したい.
沼田 悠梨子(筑波大学附属病院) 医療現場の立場から
板澤 有幾 (社会福祉法人幸清会)介護現場の立場から
篠田 美紀 (大阪公立大学)教育現場の立場から
自主シンポジウムの説明事項
発表枠について
第6回大会では、自主シンポジウムの演題を募集します。自主シンポジウムとは、「本学会主催の他の行事・大会テーマとは異なり、学会員が自主的にテーマを企画、運営を行う2時間枠のシンポジウムです」。申込者は、以下の募集要項をご確認のうえ、申し込みをお願いいたします。
※いずれの発表においても研究倫理および利益相反に関して記載していただきます。また、必要に応じて、倫理的配慮についての記載もお願いいたします。研究対象者等の個人が特定されることのないよう抄録およびご発表内での表現に留意をお願いいたします。事例研究をご発表の際にはご配慮お願いいたします。
申込資格
自主シンポジウムでは、代表者は本学会会員である必要があります。連名発表者は必ずしも学会員である必要はありません。また、代表者・連名発表者は全員が大会参加登録を行っている必要があります。上記の黄色の枠の入会案内をご覧ください。
自主シンポジウムの大会での実施方法
第6回大会では、自主シンポジウムの動画やそのURLのご提出(推奨)により、大会オフィシャルサイトで大会参加登録者に限定し、付与されたパスワードで、以下に記載された「オンデマンド視聴期間」(3月9日~31日)にご視聴いただけます。
実施時期
対面大会では、自主シンポジウムの動画配信はありません。オンデマンド視聴期間をお楽しみに